今回の投稿は「倒産企業に学ぶ」というテーマです。

東京商工リサーチが毎年出しているデータに「倒産企業の財務データ分析」というのがあります。
(www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20190215_02.html)

色々なデータがあってとても興味深いのですが、倒産した企業のうち「増収」していた企業は約4割。
6割は「減収」だったそうです。減収するから倒産する・・・
まぁ、当たり前といえば当たり前ですが、売上不振から抜け出せない結果、
倒産してしまったということですね。
税金を払いたくないがために節税に走り、会社にお金が残らない状態だと
突然の売上減少に急に耐えられない・・・
そんな企業も多そうですね。

 

雨の日に傘を貸さない

 

「雨の日に傘を貸さない」と銀行のことを揶揄して表現されることがありますが、
突然の売上不振、つまり会社にお金がなくて資金繰りに困ったときに手を差し伸べてくれないと大変なことになってしまいます。そういう時に助けてほしいものですよね。
ですが、銀行側からしたら会社にお金もない、減収傾向の返済能力のない会社に融資をしたくないというのは理解できます。
だから、普段から常に会社の状態をチェックし、雨を降らせないような体質に会社を持っていくことが大切です。

会社にお金を残さないとこういう不測の事態に備えられないのは仕方がないですが、
一方、増収していても4割の会社が倒産していたのはなぜでしょうか?
これも要は会社にお金がなくて倒産してしまったわけですね。
いわゆる「黒字倒産」というやつです。

黒字でも倒産してしまうのは実は理由があるんですよね。
もし気になるようでしたらお気軽にお問い合わせください。

 

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加 藤 貴 司
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