こんにちは!
自由な資金繰りとビジョン達成を叶える専門家、キャッシュフローコーチの加藤です。
今回の銀行が中小企業を評価している『銀行格付』、今週で最後になります。最後は「キャッシュフロー額」をご紹介します。
キャッシュフロー額とは
キャッシュフロー額も「インタレスト・カバレッジ・レシオ」や「債務償還年数」と同じく『返済能力』を見る指数となります。
キャッシュフローといえば、何となく感覚で分かる方もいらっしゃるかと思います。
細かく言うといろいろ種類があるのですが、ここでいうキャッシュフロー額というのは営業利益+減価償却費ということになります。
本業の利益である「営業利益」に現金支出を伴わない経費である「減価償却費」を追加したものです。
簡易的にですが、この式で会社に残る金額が分かり、その金額から返済原資が発生するので『返済能力』を図る為の指数となります。
110億(大きい!)だと満点となり、マイナスだと0点になります。
売上高と同じく、中小企業がこの項目を満点取るのは難しいですね…
さて、これで銀行格付シリーズが終了です。
全部で13項目あるのですが、これらの指数を良くしていくことで銀行の評価がぐっと変わります。
売上を上げることも大切ですが、決算書を良くするという意識もとても大切です。
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ビジョン達成サポーター
~自由な資金繰りとビジョン達成を叶える専門家~
Ascension(アサンシオン)
キャッシュフローコーチ®/資金繰り改善コンサルタント/ファイナンシャルプランナー
加 藤 貴 司
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