こんにちは!
自由な資金繰りとビジョン達成を叶える専門家、キャッシュフローコーチの加藤です。
今日は銀行が中小企業を評価をするうえで重要な2つの数字のことをお伝えします。
その2つの数字とは「営業利益」と「純資産」です。
銀行が中小企業を評価する「銀行格付」には13項目あるのですが、その中で大きな比重を占めるのがこの「営業利益」と「純資産」なんです。
「営業利益」と「純資産」
「営業利益」とはいわゆる「本業の儲け」と言われていて、その事業で稼ぐ力を示す数字になります。
「純資産」とは「資本金」と「繰越利益剰余金」の合計です。
「繰越利益剰余金」は法人設立時からの「税引後利益」の蓄積ですので、その「税引後利益」のベースとなる「営業利益」を上げていかないと「純資産」は増えていかないわけです。(資本金を増やす以外には)
高級外車や無理やり交際費で経費を使って節税をすると「営業利益」は増えていきません。
ということは「純資産」も増えません。
何が言いたいかといいますと、
「真っ当な経営をして利益を上げ、納税をした上で純利益を増やしていく」
ことが銀行評価を上げていく一番の近道になるということです。
税金を払いたくないと言って銀行評価を下げてしまうこと
と
税金を払って銀行評価を上げること
どちらが会社を継続するうえで必要なことか・・・
あと、意外な盲点として、銀行評価が下がると金利は高くなる傾向にあります。
節税して銀行評価が下がり金利が上がってしまった・・・
その上、
資金繰りに困った時に銀行が見向きもしなくなるような状態にはしたくないですよね?
今回のコロナショックみたいな事態がまた起きてしまった時、
その真価を発揮するときがきっと来ます。
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ビジョン達成サポーター
~自由な資金繰りとビジョン達成を叶える専門家~
Ascension(アサンシオン)
キャッシュフローコーチ®/資金繰り改善コンサルタント/ファイナンシャルプランナー
加 藤 貴 司
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