こんにちは!
先日の財務合宿の話の中で『ゆでガエル理論』の話が出ていました。
皆さんは『ゆでガエル理論』という
のをご存知ですか?熱湯にカエルを入れるとビックリして飛び出すと思いますが、常温の水に入れて徐々に熱すると、カエルはその温度変化に慣れていき、気づかないうちに茹であがって死んでしまうというたとえ話です。
実際のカエルで実験してもこのようなことにはならないようです(やってみてもちょっと可哀想ですしね・・・)が、色々な場面で思い当たる節がありますね。
・ダイエット中なのにチョコレート一粒食べたら止まらなくなってもう一粒、もう一粒と結局全部食べてしまった!
・試験前なのにちょっと読み始めた漫画を結局全部読んでしまった!
など身近なところでもあると思います。
この「ゆでガエル理論」はビジネス社会の中でよく言われています。
・配属直後は目標達成に頑張っていたが、達成できず毎期毎期すごしているうちにそれが当たり前になってしまいモチベーションが低下してしまう・・・
・外部環境の変化に気づかず、「今までこうやってきたんだから大丈夫!」とあぐらをかいている経営者。気が付いたら売上3割減・・・
・景気の良い時の接待交際費の使い方から抜け出せず、会社の利益を食いつぶし、突然訪れた○○ショックの波に耐え切れずに倒産してしまう・・・
などなど、恐ろしいですがよくありそうなシチュエーションですね。
決算書をきちんと見てみましょう!
上記の接待交際費の件もそうですが、「ゆでガエル」状態の決算書をよく見かけます。
以前書いた記事にもありますが、決算書は「社長の通信簿」です。性格や癖があらわれます。
今までは何の気なしに使っていた経費も気が付けば深刻な財務状況になっていませんか?
銀行の担当者が挨拶に来ていつも融資の話を持ち掛けてきてくれるから困った時には貸してくれる」と思っていませんか?
でも困った時=財務状況が悪い時にはもうすでに手遅れになってしまいます。
ゆでガエルになる前に正しい決算書になるようにチェックしてみませんか?
ビジョン達成サポーター
~自由な資金繰りとビジョン達成を叶える専門家~
Ascension(アサンシオン)
キャッシュフローコーチ®/資金繰り改善コンサルタント/ファイナンシャルプランナー
加 藤 貴 司
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆